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  2004/01/01〜12/31 のトピックス過去ログはこちら >>
  
 
  ■ トピックス41 (2017/01/31)  「さいたま市立博物館でミニコンサート」
 
 
さいたま市立博物館 「昔の道具と暮らし展」 関連講座ミニコンサート
さいたま市立博物館で開催中の 「昔の道具と暮らし展」 の関連イベントとして 2/18(土)、同博物館所蔵のヤマハリードオルガン (9 stops,当協会会員の向井瑩治氏が修復)を使って2回のミニコンサートが行われます。 演奏は櫻井美子さんと奥川るい子さん (いずれも当協会会員)。
詳しくは 演奏会・講習会情報 をご覧下さい。

 
 
  ■ トピックス40 (2017/01/26)  「『石巻の被災オルガンが四国に…』 ラジオのご案内」
 
 
石巻で被災したリードオルガンのその後の数奇な運命を辿るラジオ番組のご案内

2011/3/11 東日本大震災、宮城県石巻で被災した1台のリードオルガンがありました。 石巻市在住の方が所有されていたのは米国 ウーリッツァーWurlitzer) 社が20世紀初頭に製造した1段手鍵盤のリードオルガンです。 敢えてこのように断り書きをしたのには理由があります。 日本橋三越百貨店にもある 「ウーリッツァーオルガン」 といえば、多彩な音色を持ちサイレント映画の伴奏にも重宝される多段手鍵盤の大型パイプオルガンのことを指すのが一般的と思われるからです。

この被災したリードオルガンは持ち主の方がつてを頼りに、数多くの歴史的楽器を修復しリードオルガン修復では日本を代表する和久井輝夫氏 (長野県須坂市) に修復を依頼、半年余の作業を経て、東京に移住された持ち主の元に帰ってきました。 ところが、震災の心労と環境変化のためでしょうか持ち主の方がほどなく亡くなってしまったのです。

せっかく救われたオルガンと持ち主の思いをなんとか引き継ぎたい! ご遺族の方のお気持ちと友人でオルガン愛好家の熱意が一つになり、この 「ウーリッツァー・リードオルガン」 は愛媛県在住のリードオルガン愛好家 T さん (日本リードオルガン協会会員) の許に安住の地を見出しました。

明日の夕方、NHKラジオ第1四国ネット『四国だ!ゴーゴー』 で前述のように数奇な運営を辿って四国にやってきた 「ウーリッツァー・リードオルガン」 が紹介されます。 インターネットラジオ 「らじる☆らじる」 を利用すると日本国内のどこでもこの番組を聞くことができます放送時間は 2017/1/27(金) 16h55〜17h58 です。 (オルガンの話題は、この時間帯の中の10分間程度のコーナーで紹介されます)

追記 (2017/02/06) :
2017/03/11 愛媛県新居浜市の日本キリスト教団新居浜教会で催される
3.11東日本大震災6年悼の集い」 でこのオルガンが瞑想を奏でます。
詳しくは 演奏会情報 をご覧下さい。

 
 
  ■ トピックス39 (2017/01/23)  「『ハーモニウム付室内楽版マーラー』 演奏会評」
 
 
演奏会・講習会情報で紹介した演奏会 (2016/11/29) 「パリ管弦楽団と紀尾井シンフォニエッタ東京の名手たちによる室内楽版マーラー交響曲第4番」 演奏会評

2016/11/29 紀尾井ホール (東京都千代田区) で行われた 紀尾井シンフォニエッタ東京+パリ管弦楽団による (いずれも選抜メンバー) 室内楽版マーラーの交響曲第4番ほかの演奏会 を視聴しました。

マーラーの交響曲というと一般には大規模管弦楽による演奏を連想しますが、サロン文化が盛んだった19世紀〜20世紀前半のヨーロッパでは、広さの限られたサロン空間でも演奏・鑑賞できるよう室内楽用に編曲された版での演奏も盛んでした。 一方、日本では編曲をオリジナルよりも一段低くする傾向があり、欧米のサロンを形だけ真似た鹿鳴館文化のトラウマもあるのか、これまでサロン音楽が顧みられることは殆どありませんでした。

私たちオルガン音楽関係者がこれら室内楽版編曲に注目する理由はズバリ、多くの場合その編成にハーモニウムが加わっているからです! 今日でいうところのシンセサイザー的役割を期待されていた (当時としての) 新時代の鍵盤楽器 : ハーモニウム。 オーケストラ同様、クレッシェンド&デクレッシェンドが自在な世界初の鍵盤楽器がどれほど期待されていたかというと、20世紀初頭に出版された全ての楽譜のおよそ半数が、独奏・伴奏・アンサンブルのいずれかの形でハーモニウムを伴っていたことからも容易に想像できると思います。

この夜の演奏会は前半が 「牧神の午後への前奏曲 (ドビュッシー作曲/ザックス編曲)」 ・ 「南国のバラ (J. シュトラウス II 作曲/シェーンベルク編曲)」 ・ 「皇帝円舞曲 (同/同)」 の3曲、後半が 「交響曲第4番 (マーラー作曲/シュタイン編曲)」 という意欲的なもの。 オルガン音楽関係者としてはハーモニウムがどのように関与しているかが気になるところです。 ハーモニウムを担当したのは新宿文化センター専属オルガン奏者でロマン派オルガン音楽に理解の深い高橋博子さん。 演奏楽器は、日本リードオルガン協会会員で八ヶ岳リードオルガン美術館を主宰する原規之氏所蔵の Mustel Harmonium、まさにこれらの作品が編曲された20世紀初頭に製作された楽器です。 楽器の調整は本協会会員でオルガンビルダーの吉倉啓之氏が当たりました。 現時点で望みうる最高のメンバーによる演奏です。

これまで私たち日本リードオルガン協会が広報に努めてきたのは、唱歌の伴奏楽器としてのリードオルガン (学校のオルガン文化) と讃美歌の伴奏楽器としてのリードオルガン (教会のオルガン文化) の二つです。 独奏とアンサンブルのリードオルガン (ハーモニウム) は、前述したようにレパートリーの構成が編曲もの中心となることから音楽ファンの評価がいまひとつ盛り上がりに欠け、その真価をアピールする機会に恵まれませんでした。

当夜の演奏会の大半はオルガン音楽愛好家ではなく、室内楽そしてマーラーの愛好家。 彼らにハーモニウムの役割が正当に理解されるのか、半ばドキドキしながら鑑賞したのですが、その心配は杞憂に終わりました。 ハーモニウムの醸し出す強弱変幻自在、柔らかな響きはアンサンブルと完全に融和、渾然一体となった未知の音色がホールを包み、聴衆はその響きに酔いしれました。 大成功です! 今後もこのシリーズをぜひ継続してほしいと、演奏会終了後バックステージに集まったオルガン関係者一同は満足感に包まれながら願いました。

なおこの演奏会の後半で演奏された 交響曲第4番マーラー作曲/シュタイン編曲)」 が来週 2017/1/30(火) 早朝 5h00〜5h55、NHK BS プレミアム (BS 103) 「クラシック倶楽部」 で放映されます時間が時間なので生視聴は難しいと思いますが、どうか予約録画でぜひお楽しみ下さい

 
 
  ■ トピックス38 (2017/01/23)  「『大高清美 オルガンの流儀 DVD』 ご紹介」
 
 
CDと書籍のご案内 で紹介した DVD 『大高清美 オルガンの流儀』 をご紹介します!

「大高清美 オルガンの流儀(DVD)」2016/11/24、ALFANOTE より発売された 『大高清美 オルガンの流儀』 をオルガン音楽愛好家の皆様にご紹介します。 本作の言及するオルガンとは 「ハモンドオルガン」 のことで、フュージョンバンド 「カシオペア (3rd)」 のオルガン奏者として、またソロ活動で世界的に高い評価を誇るオルガン奏者 : 大高清美さんがこの楽器の弾きこなし術を微に入り細に亘って視聴者に解説。 自分でオルガンを演奏される方は勿論、専ら鑑賞専門という音楽愛好家の方々にも大変興味深い DVD となっています。 154分,3980円。

所謂る ”教則本 DVD” です。 ともすれば退屈なチュートリアルに終始しがちな 154分を、飽くことなく一気に見せる原動力は、大高清美さんの的確で説得力ある解説とその魅力的なお人柄です。 ハモンドオルガンの奏法伝授ではありますが、パイプオルガンやリードオルガン等オルガン属の他楽器を普段演奏する人間にとってもいろいろと参考になるアドバイスに満ちています。

クラシック音楽オンリーの奏者は書かれた指示 (音符) を忠実に守ることで事足れり、と勘違いしがちですが、音楽に生気を与えるのは実は創造的視点であり、お手本を忠実になぞる没個性な技術追求とは正反対の取り組みこそが大切! 一通りの演奏技術を身に付け、それだけでは物足りなく感じている表現者の皆さんは間違いなく大きな刺激を本作から得ることでしょう。

日本リードオルガン協会がなぜハモンドオルガン奏者を推すのかと疑問視される方もいらっしゃるかもしれませんが、大高さんをこの道に進ませるそもそものきっかけがリードオルガンであったことを、インタビューの中で語っていらっしゃいます。 同じ表現者である大高さんの言葉に耳を傾け、オルガン音楽の更なる発展を展望したいと思います。 いやぁ、それにしても恰好エェわ!

 
 
  ■ トピックス37 (2016/10/08)  「『淵に立つ』 観ました!」
 
 
トピックス34 で紹介した映画 『淵に立つ (HARMONIUM)』 を公開初日に観ました!

「歓待(2006)」 は本作 「淵に立つ」 のパイロット版、前者の喜劇性と後者の悲劇性、様々な面で対を成す作品、とは作者である 深田晃司監督の言葉 です。 カンヌ映画祭 「ある視点」 部門受賞作品という前口上が示すように 「難解な」 映画です。 演劇的な演出手法が随所に見られ、娯楽映画を期待していると肩すかしを食らうこと間違いナシ! 横文字タイトルの "Harmonium" とは、境界線 (淵) を挟んでせめぎ合う罪と無垢の間を取りなす 「何か」 なのか? 劇中には確かにリードオルガンの音色が溢れており、映画前半で主人公の娘が発表会に向けて練習するシーンでヤマハ7ストップの楽器とともにチープな音色が溢れ、現代にはあり得ない 「(リード) オルガン教室」 という設定・チープな音色ともに懐かしさよりは違和感を覚えました。 罪と無垢を仲立ちする要素としての 「エフェクト加工された単音で引き延ばされる Estey Reedorgan の音」 はリードオルガンで音楽を奏でる音色を期待するリードオルガン愛好家の方々にとっては虚を突かれる使われ方かもしれません。 しかし私にはその重責を担える音色がリードオルガンの単音以外に思いつきません。 その効果を発見したことも深田監督の手柄なのではないでしょうか。 このような 「芸術映画」 はその難解さから娯楽映画ほどの集客を見込めません。 ですからリードオルガン愛好家の皆さん、今すぐ映画館に足をお運び下さい。 深田監督自らの執筆小説 「淵に立つ」 もポプラ社から発売 されています。
映画公式サイト (トレーラー動画あり) は こちら。 全国公開劇場一覧は こちら

 
 
 ■ トピックス36 (2016/10/08)  「当協会会長 久世望 逝去」
 
 
1ヶ月を経過したのでトップページから移行しました
 
  日本リードオルガン協会会長・久世望(くぜ・のぞむ)氏は、8月28日(日)午前10時48分、入院加療中の佐久医療センターにおいてご逝去されました。ここに久世会長の歩まれた足跡の一部をご紹介し、そのご生涯をしのびたいと思います。

  1930年12月20日、埼玉県川口市にて牧師のご家庭に
  生まれる。   
  明治学院高校卒業後、キリスト教音楽学校にて草川宣雄
  先生のご指導によりリードオルガン奏法を習得し研鑽され
  本科卒業。
  1963年、東京神学大学大学院を卒業し、日本基督教団
  の正教師となる。
  卒業後、長野の縣町教会に赴任、続いて篠ノ井にて開拓
  伝道〈現在の篠ノ井教会〉をし、後に柏教会、そして上田
  新参町教会において牧師として神と人とに仕え、2003年
  隠退。
  しかし、その間、日本基督教団讃美歌委員会委員として、「こどもさんびか二編」 と 「讃美歌21」 の編纂にかかわった。また、2003年牧師隠退後は、特にリードオルガンの普及と指導にかかわり、同時に各地の教会において礼拝における賛美礼拝、伝道集会、研修会などの講師として活躍。

  2011年6月、日本リードオルガン協会の総会に於いて会長に就任し、会長として、また、穏やかなお人柄によって良き指導者としてのお働きを続けられていた。
  2016年突然、頭皮に腫瘍を発症、検査の結果、血管肉腫と診断され3度にわたる手術と放射線治療の加療、そして療養に努められましたが、8月28日、85歳の生涯を閉じられました。

  今までの久世会長のお働きに心から感謝し、ご冥福を祈りつつお知らせいたします。
 
  2016年9月2日      日本リードオルガン協会副会長 川上直義・茨木公子
 

 
 
  ■ トピックス35 (2016/09/25)  「『淵に立つ』 いよいよ全国ロードショー公開」
 
 
トピックス34 で紹介した映画 『淵に立つ (HARMONIUM)』 が 10/8(土) より全国公開!

作中で演奏シーンあり、BGM ありと俳優陣に負けず重要な役割をリードオルガンが果たす映画です。 映画公式サイト (トレーラー動画あり) は こちら。 全国公開劇場一覧は こちら

 
 
  ■ トピックス34 (2016/05/23)  「『淵に立つ』 カンヌ映画祭 "ある視点" 部門賞受賞」
 
 
深田晃司監督、浅野忠信主演映画 『淵に立つ (HARMONIUM)』 が2016年カンヌ映画祭
"ある視点" 部門賞受賞!

協会会員日比野四郎氏が修復した ESTEY ReedOrgan (#309224,61鍵,11stops,1899年製造) が画面にも登場 (劇中オルガン曲の作曲・演奏は豊田裕子さん)、ストーリーでも重要な役割を果たします。 今秋全国ロードショー決定、お楽しみに。

 
 
 ■ トピックス33 (2012/11/02)  「ROSインターナショナルギャザリングのお知らせ」 
 
 
リードオルガンフェスティバル
日時 2013年10月3〜6日
開催地 カナダ オンタリオ州 ウッドストック


8月8日に掲示板でお知らせした2013年10月3日〜6日カナダ オンタリオ州 ウッドストックにて開催予定のリードオルガンソサイエティインターナショナルギャザリングについてお知らせします。

以下の特設ページ公式ホームページの文章を日本語訳して一部掲載します。

 
 
 ■ トピックス32 (2007/04/07)  「リードオルガン絵葉書 第19、20、21作目を公開」 
 
 
会員内外からご好評をいただいておりますリードオルガン絵葉書。 1997年に第1作を制作して以来、年2作のペースで順調に新作を重ね、本年 4月で 「21作目」 となりました。 リードオルガンを絵柄とする絵葉書は、絶対的な種類ではパイプオルガンのそれに及ばないものの、国内外で広く制作されています。 当協会制作の絵葉書は、楽器の選定 (歴史的楽器・良好な修復) だけにとどまらず、手に取る人に楽器の魅力を的確にアピールできるよう撮影にも細心の注意を払い絵葉書の出来映えにもこだわった粒揃いの作品です。 ぜひ一度ご覧下さい。 また21作全てではありませんが、若干枚の頒布 (\100/枚 + 送料) が可能な作品もございます。 どうかお気軽に までお問い合わせ下さいませ。 [全21作をリードオルガン・バーチャル・ミュージアムで公開中!]

 
 
 ■ トピックス31 (2005/09/25)  「リードオルガン絵葉書、第18作目を公開」 
 
 
会員内外からご好評をいただいておりますリードオルガン絵葉書。 1997年に第1作を制作して以来、年2作のペースで順調に新作を重ね、本年9月で 「18作目」 となりました。 リードオルガンを絵柄とする絵葉書は、絶対的な種類ではパイプオルガンのそれに及ばないものの、国内外で広く制作されています。 当協会制作の絵葉書は、楽器の選定 (歴史的楽器・良好な修復) だけにとどまらず、手に取る人に楽器の魅力を的確にアピールできるよう撮影にも細心の注意を払い絵葉書の出来映えにもこだわった粒揃いの作品です。 ぜひ一度ご覧下さい。 また18作全てではありませんが、若干枚の頒布 (\100/枚 + 送料) が可能な作品もございます。 どうかお気軽に までお問い合わせ下さいませ。 [全18作をリードオルガン・バーチャル・ミュージアムで公開中!]

 
 
 ■ トピックス30 (2005/08/04)  「サイト移転後 491日目で 10,000 ヒットを達成!」 
 
 
9,000 ヒットから46日目となる 8/04(木)、カウンターは10000ヒットの大台に乗りました。 1万ヒットは一つの節目となる数字です。 今後とも当サイトをご愛顧いただきますよう、宜しくお願い致します。

 
 
 ■ トピックス29 (2005/07/10)  「協会設立十周年記念大会 "東京の部" 無事終了」 
 
 
日本リードオルガン協会設立十周年記念大会 "東京の部" は昨日 7/09(土)、満員のお客様をお迎えして東京都豊島区の 「自由学園明日館」 で開催されました。 ハーモニウムの名手ヨリス・フェルダン氏をベルギーから招き、この楽器の魅力を余すところなく堪能しました。 また本日は東京都東久留米市の 「聖グレゴリオの家」 に会場を移し、もう一つのプログラムでフェルダン氏の名人芸を再び堪能。 わが国のオルガン史における 「ハーモニウム再発見」 の記念すべき日となりました。 一日目の演奏会の開演前に用意したフェルダン氏のCDが全て売り切れてしまうなど、主催者側の予想を遙かに上回る、来場者の皆様の熱意を目の当たりにして、企画を実現できて本当によかったと思いました。

 
 
 ■ トピックス28 (2005/06/19)  「サイト移転後 445日目で 9,000 ヒットを達成!」 
 
 
8,000 ヒットから36日、本日(6/19)、カウンターは9000ヒットを示しました。 当サイトを訪問して下さるオルガン愛好家・音楽愛好家の皆様に心より感謝申し上げます。

 
 
 ■ トピックス27 (2005/05/14)  「サイト移転後 409日目で 8,000 ヒットを達成!」 
 
 
7,000 ヒットから40日、本日(5/14)、カウンターは8000ヒットを示しました。 当サイトを訪問して下さるオルガン愛好家・音楽愛好家の皆様に心より感謝申し上げます。

 
 
 ■ トピックス26 (2005/05/11)  「ハーモニウムの名手ヨリス・フェルダン氏初来日」 
 
 
日本で普及したリードオルガンの親類であるハーモニウム。 この楽器は圧倒的な表現力を有するものの、その能力を引き出すのが非常に難しいが故に、日本ではあまり知られることもないままに半ば忘れ去られてしまいました。 しかしロマン派音楽表現の核心である連続した強弱表現をはじめて可能にした鍵盤楽器として、発祥の地 [1842年フランス] 欧州では、夥しい数のオリジナル作品がこの楽器のために書かれ、ロマン派オルガン音楽の全体像理解のために欠かせないレパートリーとして、今日では再評価されつつあります。

そんなハーモニウム再評価のきっかけとなったのが、この7月に当協会の招聘で初来日を果たす、ベルギーが誇る世界的オルガン奏者ヨリス・フェルダン (Joris Verdin) 氏です。 ハーモニウムのスペシャリストとして世界中で圧倒的な評価を獲得するだけでなく、数多くの演奏会や録音を通してバロックから現代に至る幅広いレパートリーを有する 希有の奏者として、音楽作品と楽器の研究者として、作曲家として、そして後進を指導する教育者として (ベルギー王立アントワープ高等音楽院オルガン科教授,ルーヴェン音楽院オルガン科教授)、精力的な活動を展開するフェルダン氏は、今回の初来日で2つのレクチャーコンサートを開きます。 当協会では協会会員だけでなく一般のオルガン愛好家の皆様にも広く門戸を開き、この機会にフェルダン氏の演奏とレクチャーを通じて至福のひとときを皆様と共有したいと考えております。

  * 7/09(土) 午後1時開演 (池袋西口) 自由学園明日館講堂 \4,000
  * 7/10(日) 午後3時開演 (東久留米) 聖グレゴリオの家聖堂 \3,000

 詳細はこちらをご覧下さい。


 
 
 ■ トピックス25 (2005/05/11)  「日本リードオルガン協会2005年大会のご案内」 
 
 
本年2005年は、日本リードオルガン協会設立十周年という年にあたり、大会も 「7月上旬に第1部を東京で」、「11月下旬に第2部を浜松で」 という二段構えで企画しています。

7/09(土) に東京で開催される2005年大会 [東京の部] では、記念演奏会・講演会・総会・懇親会が、11月の浜松の部では、研究発表会・演奏会・懇親会が実施されます。 上記でご案内しているヨリス・フェルダン氏のレクチャー&コンサートは座席数が限られているので、入場券のお求めはお早めにどうぞ。

  * 7/09(土) 12h30 受付 於 自由学園明日館 講堂
         13h00-14h30 ヨリス・フェルダン氏によるハーモニウム演奏会
         15h00-16h00 同氏 講演会
         16h30-17h30   [欠席予定の方は委任状を忘れずに提出して下さい]
         17h30-19h30 懇親会
         20h00 解散

総会に関するお問い合わせは まで


 
 
 ■ トピックス24 (2005/04/05)  「サイト移転後 369日目で 7,000 ヒットを達成!」 
 
 
6,000 ヒットから49日、サイト開設1周年をはさんで本日(4/05)、カウンターは7000ヒットを示しました。 当サイトを訪問して下さるオルガン愛好家・音楽愛好家の皆様に心より感謝申し上げます。

 
 
 ■ トピックス23 (2005/04/01)  「お陰様で新サイト開設1周年!」 
 
 
早いもので、新サイト開設から1周年を迎えました。 アクセス数の方も間もなく 7,000 ヒット。 本当に有難いことです。 協会設立10周年に当たる本年の記念事業に関しても、今月中には発表できると思います。 どうぞお楽しみに!

それから、協会設立10周年や新サイト開設1周年と直接関係はありませんが、本日 4/01 から 「個人情報保護法」 が施行されます。 協会がお預かりしている会員の皆様の情報については、これまでにも増して安全に管理していくよう我々も決意を新たにすると同時に、利用者の皆様におかれましても、「例えば掲示板への書き込みに際して、安易にご自分のメールアドレスを公開してご自身の情報を不必要に晒すことのないよう」 個人情報漏洩防止への意識を高めて頂きますようご案内申し上げます。


 
 
 ■ トピックス22 (2005/02/15)  「サイト移転後 320日目で 6,000 ヒットを達成!」 
 
 
5,000 ヒットから46日、徐々にペースを上げながら昨日(2/15)、日付の変わった直後にカウンターは6000ヒットを示しました (メンテ担当者がキリ番を踏んじゃいました)。 アクセス増加の要因を分析しながら、更新頻度、コンテンツの充実等、努力が実った部分と、様々な偶発的要因の重なりに起因する部分を、どのように割り振って評価するか少なからず悩むところです。 いずれにしても、当サイトを訪問して下さるオルガン愛好家・音楽愛好家の皆様のご支持があってはじめて達成できた数字であり、サイトの更なる充実を誓い、これまでにも増して皆様方のご贔屓をお願いする次第です。

 
 
 ■ トピックス21 (2005/01/01)  「インドのハーモニウム事情」 
 
 
「インド」 と 「リードオルガン (インドではハーモニウムと呼ぶのが一般的のようです)」? この二つはどのように結び付いているのでしょう。 2004年秋に当サイト英語ページにネットサーフィンで辿り着いた、複数のインド人音楽家の方々と新たに交流することができました。 年末の大津波の被害が心配でしたが、メールで無事を確認することが出来、これまでの、欧米、日本のリードオルガン事情に加えて、新たにインドを知ることができる喜びを静かに感じています。 19世紀にイギリスのキリスト教会宣教師が持ち込んだリードオルガンですが、その後現地の伝統音楽と深く結び付き、独自の進化を見せているということです。 我々もこの交流を通じてしっかり勉強し、日本とインドとの文化交流に新たなページを開くことができれば、と考えています。

                                   遠山 祥一郎 (会員,熊本県在住)


 
 
 ■ トピックス20 (2004/12/31)  「サイト移転 275日目で 5,000 ヒットを達成!」 
 
 
4,000 ヒットから53日、年内に達成できるかどうか微妙なところでしたが、なんとかお陰様で大晦日に節目となる 5,000 ヒットを記録することができました。 2005年も皆様の暖かいご声援を宜しくお願い致します。

 
 
 ■ トピックス19 (2004/11/08)  「サイト移転 226日目で 4,000 ヒットを達成!」 
 
 
3,000 ヒットから59日、皆様の暖かいご支援のお陰で、新サイト移行後226日目に当たる 11/12(金) 早朝、4,000 ヒットを達成しました。 偶然にも、サイト管理者の私が 「キリ番」 を踏んでしまいました。 この 1,000 ヒットの間に、地震・台風・テロ・熊、と 考え得る限りの災難が日本列島を襲い、皆様の中にも被害を被られた方がいらっしゃるのではないかと案じます。 大切なオルガンにも大きな被害の無きよう祈ります。

 
 
 ■ トピックス18 (2004/10/10)  「日本リードオルガン協会 例会のご案内」 
 
 
来る 10/25(月) 午後 1:30〜4:00、東京都新宿区信濃町の民音音楽博物館 (JR中央線各停信濃町駅北口より徒歩3分) で、当協会の例会を開催します。 参加者 (恐れ入りますが会員限定します) は、協会事務局長の鈴木さんに事前に (10/20 迄に) FAX でお知らせ下さい。 会費 (\300) は当日現地でお支払い下さい。

 
 
 ■ トピックス17 (2004/10/10) << 特別寄稿 >> 「ホールのリードオルガン (1)」 
 
 
近江楽堂 (おうみ・がくどう) を訪れて,その音色をお聴きになった方が,既に (日本リードオルガン) 協会員の皆様には多くおられることでしょう。 ここでは,近江楽堂にリードオルガン [カナダ KARN 社製 1920年頃・総2列11個ストップ / 修復:和久井輝夫 会員] が置かれることになった経緯を辿りつつ,リードオルガンという楽器とそれを用いて行う演奏会について,現在音楽の仕事にささやかながら携わる者としての思いを巡らせてみたい。

西新宿の東京オペラシティに新国立劇場,隣接する高層ビル (オペラシティタワー) 3Fに大コンサートホール,B1には300席ほどのリサイタルホールと,いくつものコンサートホールが鳴り物入りでオープンしたのは 1997年のことだった。 同タワー内に100席ほどの音楽ホール 近江楽堂 が静かにオープンしたのも同じ頃だったが,その成り立ちも様子も他のそれとは異なっていた。 この小さなホールは,美術品愛好家としてまた蒐集品の多くがオペラシティ美術館に収められていることでも知られる T氏 個人所有のホールであり,内部はヨーロッパの教会,宮廷の小礼拝堂を思わせる静謐な空間,豊かすぎるほどの響きを持っていた。 その前年,個人事務所を発足しバロックを中心とした演奏会の企画・マネジメントが仕事となりつつあった私も大いに興味を抱き,期待してこの場所を訪れたものだった。

その後オルガニストの松原葉子さん (注:日本リードオルガン協会会員) との出会いがあり,リサイタルの計画が持ち上がった時,楽器はリードオルガン,会場を近江楽堂にすることに迷いはなかった。 当時はまだリードオルガンコンサートの殆どが,既によい楽器が置かれている場所 (教会や個人宅,歴史的な建物) で行われることが多かったと記憶しているが,私はどうしても一般の会場にリードオルガンを登場させてみたかった。 自分自身も家庭や教会でリードオルガンという楽器に親しんで来た,ややもすると懐古趣味に走りそうになるイメージを出来るだけ排除した上でしかも若い演奏家で,という思いが何時の頃からか芽生えていた。 無論それらの願いは,松原さんという希有な音楽家との出会いそのものに起因する面も多かったのだが。

計画は初めからいくつもの難題を抱えていた。 コンサートにふさわしく状態のよい楽器を借りることが出来るのか,運搬は,遠方に暮す演奏者の練習はどうするか,プログラムは,共演者は。 計画にあたり想定するポイントの一つに,何のためにまた誰に聴いてほしいのか,情報はどのような人たちに向かって発信されるのか,ということがある。

具体的な事柄は,多くの方々のご好意とご協力によって解決されていった。 チケットは完売となり,演奏会 (1998年 10/17 演奏:松原葉子 / 共演:池田聖智子) は好評の内に終了した。 その様子は当時本誌に記載されたのでここでは割愛する。 当日迄順調に進んだことで,前述のポイントについて焦点がぼやけてしまったかもしれない,という僅かな後悔が残った。

コンサートに来場していたホールオーナー T氏 の一声で近江楽堂のリードオルガン設置は決まった。 楽器選び,運営方法など行きがかり上私もその一端を担うことになった。 紆余曲折の後,伊藤信夫,伊藤園子両氏の元で第一段階の調整がされていた楽器を和久井氏が修復,99年6月には無事ホール設置の運びとなり,記念コンサートは翌年4月に行われた(2000年 4/25 演奏:武久源造 / 共演:ヴォーカルアンサンブル=ハルモニア・インベントゥール)。

一般音楽ホールに使用可能な常設楽器としてリードオルガンがある場所は,此処以外おそらくないだろう。 現在,回数として多くはないが,一般利用者によるコンサートで使用される他,定期的に行われるランチタイムコンサートでは歌や笛とのアンサンブル,ホールを礼拝堂にみたてて時折行われるキリスト教式結婚式で使用されるなど活躍の機会を得ている。

さて設置から間もない頃,私は近江楽堂の主催公演であるバロックシリーズの企画に参加することになった。 同時期記念コンサートをきっかけとしたリードオルガンシリーズの計画を起こし,継続したかたちで運営をしてみたいという気持ちはあったが,こちらの方は結局実現に至らなかった。 何故だったのだろう。 当時を振り返りつつ再考してみたい。 そうすることが私自身8年余り,リュートやヴァイオリンのソロから個楽器オーケストラまで様々なコンサートの現場に関わり続けた中で,多忙に紛れて沸々と言葉にならなかった思いを確認するよい機会となり,同時にリードオルガンとその音楽を愛して止まない方々の活動と展望にひとかけらでも参考になれば,とおこがましくも願うからである。 (つづく)

                                   兼岩 好江 (オフィスアルシェ)

 
 

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